【キッチンデザイン】シンクと天板の関係性【ジョイント】【水切りカゴ】

➡これからのキッチン

この記事では、シンクと天板について、素材~納まりまで解説していきます。

■シンク

水を扱う場所がシンクですが、キッチンには必ず1つは付いている物です。

シンクでする作業としては【洗う(食器/食材)】事がメインとなりますが、他にも【切る(物を切る/水を切る)】、【置く(食器/食材)】、【溜める(漬け置き)】など、洗う以外にも多くの役割があります。

そんなシンクも、様々な素材や形状があり、どのように使うのか、見せたいのか、次第で選定する内容が決まりますので、メーカーやオススメ内容を記載します。

またそれぞれの素材で良い点・悪い点もあるので、理解した上で素材選定を行うようにしましょう。

①ステンレス

シンク=ステンレス。と言っても過言ではないくらい、多くのメーカーで採用されている素材。

またメーカー独自の形状や、オーダー対応も幅広く製作出来る点が優れており、耐久性も相まって採用率は一番多いと思われます。

既製のプレスシンクは決まった形状ですがコストパフォーマンスが良く、予算が潤沢な方は1点物で製作する希望サイズ、仕様、形状で職人が1つ1つ作るオーダー対応シンクがオススメです。

洗剤ポケット位置やサイズ、シンク本体の幅や奥行、あと深さも重要な項目です。

また水切りプレートやまな板などもオーダーでシンクに合わせて製作も出来ます。

表面硬度:★★★☆☆
自由度 :★★★★★
意匠性 :★★★☆☆

②ホーロー

キッチンメーカーによっては、売りにしている素材の1つ。

ホーローと聞いて思い浮かべる代表的なメーカーはやはり『タカラスタンダード』さんですね。

ただ、扉や収納内部はホーローですが、シンクはアクリル人造大理石を使用されているよう。

シンクをホーローで。となると、『KOHLER』が個人的に良く使うメーカーです。

デザイン・カラーも複数あり、またエプロンタイプ(シンクが正面から見えるデザイン)も選択が出来るのもホーローならでは。※キッチン形状が少し特殊になるので、対応出来るかどうかはキッチンメーカーに確認ください。

表面硬度:★★★★★
自由度 :★★☆☆☆
意匠性 :★★★★☆

③人工大理石

こちらもステンレス同様、国内キッチンでは多くの採用実績がある素材。

メーカーによってはカラーバリエーションも豊富で、天板とシームレス(つなぎ目無)でお手入れのしやすさを売りにしているキッチンメーカーもあります。

通常使いでは強度や汚れのしみこみなどは問題になる事は少ないので、平均的なシンクとしての認知度が高いかと思います。

表面硬度:★★☆☆☆
自由度 :★★★☆☆
意匠性 :★★★★☆

④クオーツ

水晶が入っている人工大理石=クオーツ。という名称でキッチン関連の素材として呼んでます。

高級キッチンの天板材で良く使われるこのクオーツ素材をシンクに使う事も出来ます。

私が良く提案するのは、『ハンスグローエ』と『ブランコ』のシンクです。

 

シンク、楽天でも購入できますが、天板への取付や排水接続なども必要な為、一般の方はなかなか買う事が無いと思いますが、価格帯や情報の為に掲載。

表面硬度:★★★★☆
自由度 :★★★☆☆
意匠性 :★★★★☆

■天板

シンクの素材については、上記内容が一般的で、それに関わって天板材の選定も組合せ次第でどのような納まりになるのか変わります。

ここでは各天板仕様時にシンクがどのように取付されるかを書いていきます。

またシンクの取付位置が天板より下(アンダーor一体形成)か、上に乗る(オーバー)に区分されます。

量産メーカーのほとんどは下(アンダーor一体形成)取付仕様になってますが、意匠性を上げたり、様々な組合せで検討される場合は、上に乗る(オーバー)になってしまう場合もあるので、自身の優先順位を明確に選定する必要があります。

※ここでの一体形成はシームレス形状(つなぎ目に凹凸や段差が全くない)ことです。

①ステンレス

◎ステンレスシンクの場合:一体形成も可能なので、清掃面・意匠面含め、一体形成一択。

△ホーローシンクの場合:基本、オーバーでの取付になるかと思いますが、このような組合せにされる方はかなり稀です。

×人大シンクの場合:こちらもホーロー同様、オーバーでの取付になるかと思います。特にシンクを人大にするメリットを感じないので、オススメ度×。

△クオーツシンクの場合:こちらもホーロー同様、オーバーでの取付になるかと思います。

②人工大理石

〇ステンレスシンクの場合:アンダー取付で段差(スキマ)が出る形状になりますが、一般的にも多い組合せになってます。

〇ホーローシンクの場合:アンダー取付も可能ですが、一体形成は出来ない。シンクの傷が気になる方はこの組合せも良い。

◎人大シンクの場合:一体形成も可能な為、多くの量産メーカーがこの組合せで一体形成し意匠性・清掃性の良さをアピールされています。

△クオーツシンクの場合:アンダー取付も可能ですが、一体形成は出来ない。天板とのメリハリを付けたい方はこの組合せでも良いかと思いますが、あまりオススメではないです。

③クオーツ

◎ステンレスシンクの場合:アンダー取付で段差(スキマ)が出る形状になりますが、高額案件では良く見る組合せです。

〇ホーローシンクの場合:アンダー取付も可能ですが、一体形成は出来ない。シンクの傷が気になる方はこの組合せも良い。

△人大シンクの場合:一体形成もメーカーにより可能だが、天板との高級感に差が出るので、個人的にはあまりオススメではない。

◎クオーツシンクの場合:アンダー取付も可能ですが、一体形成は出来ない。高級感の底上げ、デザイン性の統一など、意匠重視な方にはオススメできる組合せです。

④メラミン

◎ステンレスシンクの場合:アンダー取付で段差が出る形状になりますが、メーカーにより一体形成可能な場合もあります。一体形成の場合オススメ出来る内容となります。

〇ホーローシンクの場合:オーバーでの取付になるかと思います。素材拘りのある方は選択候補になるかと思います。

△人大シンクの場合:オーバーでの取付になるかと思います。費用対効果的にはあまりオススメ出来ません。

〇クオーツシンクの場合:オーバーでの取付になるかと思います。素材拘りのある方は選択候補になるかと思います。

シンク廻りアイテム【水切り】

①カゴタイプ

水切りといえば、王道の形はこのようなカゴタイプ。

安定した形状で水切りのイメージは概ねこの形状かと思いますが、最近は置き場所問題や見た目が明らかに生活感が出やすいので、キッチンレイアウトによっては選択が難しい商品となります。

 

 

シンクの上に出てくるタイプと、下記のようなシンクの中に入るタイプがあります。

 

見た目は下に入る方が、食器など見えにくいですが、水を使うと、跳ねた水が置いている食器等に当たる率が高くなり、上に置く方は水撥ねリスクは少ないですが、オープンキッチンの場合は良く見えてしまいます。

自分自身の使いやすさ、見た目重視かどうか、大きい物なのでしっかりと確認後に購入してください。

②折畳タイプ

最近、こちらのタイプが人気で、コンパクトになるので不要な時は収納しやすいですし、出ていても特に気にならないデザイン。

シンクの奥行さえ注意すれば、概ね問題なく設置出来る商品です。

 

③ラックタイプ

設置場所が限定的になりますが、多機能であり、収納量を多く確保したい場合には便利なのがラックタイプです。

壁付けI型のコンパクトキッチンでは活躍しますが、戸建てやファミリータイプのマンションではここまで水切りを大きくしなくても良い事が多いです。

 

 

まとめ

数ある天板材・シンク材からどの組合せにするか、オーダーの場合はかなりの選択肢があり、悩まれてしまう内容になっておりますが、シンクと天板の組合せ次第で、デザイン性や清掃性など、日々の生活に対して重要な役割となっていますので、記事を参考に慎重に選定してもらえたらと思います。

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