【魅力的】使いたくなる『キッチン』とは

最近は料理をするのが奥様やお母さまだけではなく、ご主人様やお父さま、お子様がされるご家庭も多くなっており、複数で調理することも珍しくなくなってきてます。

キッチンを新調される際は、是非、使われる人も周りの人も、どんなキッチンだと使いたくなるか。使いやすいか。相談しながら決めましょう。

デザインと使い勝手

さて『使いたくなる』で重要なのが、【デザイン】と【使い勝手】です。

これを決める要素は、キッチンで使う素材（扉や天板）、レイアウト（アイランドやL型など）機器（加熱器や水栓など）、収納内容（引出や開扉など）と様々な要素の組合せで決まります。

これもそれぞれのご家庭や個人間でも大きく好みや使い方が異なるので、正解はありません！が、一般的に使いたくなるデザインや使い勝手はあります。

素材に関しては、お手入れのし易い物から高級感があるが、キズや汚れに繊細な物もありますし、耐久内容の違いや補修対応の可否など、素材特有の性質を理解した上で、【デザイン】と【使い勝手】を意識して決める必要があります。

例えばステンレス天板の場合、耐久性に優れ、ハードに使っても問題ないことが多く、厨房もほぼ全てステンレスなので、本格的な調理をするのに向いている。一方で、キッチン感・厨房感が出るのが嫌、冷たい感じがするし、キズも気になる。という事も言えます。

また、外側だけのことではなく、内側、収納内部に関しても『使いたくなる』のかどうかもあげられます。

引出を見たとき、綺麗に調理道具が並んでいたり、お気に入りの器たちが整然と並んでいるのを見ると、ついつい手に取って使いたくなるものです。

人間と同じように、キッチンも外見ばかり気にしていると、中身がおろそかになり、『使いたく』なくなる事にもつながります。

使いやすい位置に、使いたい道具・食器があり、誰が見ても分かりやすく、手に取りやすい。

カトラリーの充実やスパイス系の保管方法、鍋やフライパンなどの収納方法に、各調理道具の動線も踏まえた収納場所などなど・・・

そんな事も計算されつくした、内面もイケているキッチンだと、ますますテンションが上がって

、『使いたくなる』はずです！見た目の好み【デザイン】と使用感の好み【使い勝手】。

両立出来れば理想ですが、なかなかそう上手くいかない事もあり、どちらを優先させるかは難しいところですが、少しでも自身・家族が心躍り、ワクワク出来る方を選んだ方が大切に扱えるし、使っていて楽しい！となるので、そんな素材や機器、レイアウトに出会うようにしましょう。

個人的な『使いたくなる【キッチン】』

今まで様々なキッチンを見たり、仕事で提案して納品したりしている私が今思う『使いたくなる【キッチン】』それは・・・。

対面キッチンで手元は少し隠れるような（雑なので、ダイニングから見たときにゴチャついている感じを出したくない）レイアウト。

程よい大きさ（幅2600前後）で、熱源はIH（暑がりなので、IHの方が快適に調理ができる。掃除も楽）、食洗機も必須（めんどくさがりで、料理を作るのは楽しいけど洗い物は出来るだけしたくない）、サイズは小さくても食器棚と別で食品庫（パントリー）があり、素材はクオーツ天板ｘ突板扉か塗装扉（清掃面だけでいくと樹脂系の扉でも質感良ければOK）。

家電も割と好きなのでダイニングに近い位置にコーヒーメーカーと炭酸水メーカー、キッチン後ろにビルトインオーブンが組み込まれ、他にも余白スペースに置き家電が複数台設置できるような空間を設けてある。そんなキッチンが使いたい◎

と、こんな感じがパッと思い浮かびました。
今思っているだけで、来月には少し変わっているかもしれませんが（笑）

皆さんも今使っているキッチンと、もし違うキッチンを使えるなら、どうしてみたいか。
考えるだけでも楽しいし、いざそのようなシーンになった時の準備も含め、一度考えてみてはいかがでしょうか。
（自身のキッチンではなく、ご家族や友人知人がキッチンを替える時や新居を建てる際の助言にも繋がると思います！）

また、今あるキッチンの中身を見直し、少しでも『使いやすく』するだけでも、『使いたい』欲が増す可能性だってあるので、